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自己破産の手順を1から説明。
自己破産は、借金の返済が現実的に不可能に近い場合の手続きですので、頑張って節約すれば返済できるものは自己破産すべきではありません。自己破産すると家族や保証人に迷惑をかけますからね。
ではどうやって借金を完済するのか?
まず今の自分の資産・負債・収支の状況を把握しましょう。
手取りの給料や借金の明細はもちろんのこと、車や不動産の見積もりも行うべきです。
これらを売却して返済できるのなら早めに返済した方が支払利息が少なくていいですからね。
そして、借金の借入も金利が低いところに一本化しましょう。
これは理屈的には当たり前なのですが、根気のいる作業なので地道に続けてください。
一本化できたら、自分の収入で毎月いくらずつ返済できるのかを見積もり、いつ完済できるのかスケジュールを立ててみましょう。
あとは、日々の節約との戦いです。
しかし全ての人がこのようにうまく返済できるとは限りません。また、違法な金利で不当に利息を多く払ってらっしゃる方もいらっしゃるので、まずは弁護士に相談するなどして、今の借金の利率は正しいのか?今までに払いすぎた過払い利息はないか?など相談してみてはいかがでしょうか・相談のみなら無料で受け付けてくれれるところもあります。誰にも言えず、一人で悩まずまずは相談してみてはいかがでしょうか?
自己破産と聞くと、世の中から不当な扱いを受けるのではとお考えの方もいらっしゃると思います。
しかし、ローンやクレジットが利用できないなどの制約はありますが、その他の生活は普通に続けることができます。仕事も基本的には問題なく続けられます。では、自己破産すべき基準とはどの程度の借金なのでしょうか?
そもそも自己破産は申請すればその瞬間から借金がなくなるというものではなく、裁判所から支払不可能と認められて初めて自己破産することができます。
支払不可能の基準は、簡単に言えば3年で返済できるか?というものです。細かく説明すると
(現在の借入残高)÷(月々の返済可能額)が36(か月)を超えているかというものになります。
ここで言う月々の返済可能額というのは手取りの月収から生活費を引いたものになります。生活費は最低限の生活費を差しますので贅沢していて生活費がかさみ、返済額が少ないなどの場合には節約すれば返済の可能性もあるため自己破産の決定がなされない場合があります。
以上より例を示してみましょう。
借入残高400万円
手取り月収20万円
生活費10万円
の場合
400÷(20-10)=40
これは36か月で返済できないことになりますので、自己破産を検討すべきです。
では仮に生活費を毎月2万円節約できたとすると
400÷(20-8)=33.3333
つまり34か月で返済できることになります。
以上から言えることは、自己破産をする前に節約できるところはないか?ということです。
自己破産の申し立てにはまず、以下の書類が必要になります。
・破産手続き申立書
・陳述書
・債権者一覧表
・資産目録
・家計全体の状況
添付資料として
・戸籍謄本
・住民票
・必要書類の関係書類
これらの書類を用意するだけでもかなりの労力が必要ですので、弁護士や司法書士に依頼して作成を代行してもらうのが確実でお手軽です。しかし、弁護士に依頼した場合最低でも20万円の費用がかかってしまいます。(免責後に分割払いに応じてもらえる弁護士もあります。)
書類作成に関しては以上ですが、他にも自己破産の手続きの中で留意しておいていただきたいことがいくつかあります。
自己破産の手続きにおいて裁判官と面接を行う審尋という呼ばれるものがあります。これは、なぜ支払不可能なのかどのような借金なのかなどを説明します。これによって裁判官は免責の決定をします。つまり申し立て以外にも裁判所に足を運ぶ必要があるので注意が必要です。
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